データに基づく科学的介護・栄養等WG開催


自民党政務調査会・データヘルス推進特命委員会(委員長:塩崎恭久元厚労大臣)のもと、「データに基づく科学的介護・栄養等ワーキンググループ(WG)」が設置され、先週13日に第一回の会議が開催されました。私はこのWGの主査を務めています。

本WGは本年夏に提言を出した「科学的介護等WG」の延長に位置付けられています。(提言URL https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/139863_1.pdf?_ga=2.219730713.1813597766.1576543631-1482295734.1454308587)今回は第二期のキックオフとして、夏に出した提言書を踏まえた進捗及び今後の予定について厚生労働省からヒアリングの後、国立長寿医療研究センター 荒井秀典理事長より、科学的介護に対する期待をお話しいただきました。

WGの狙いは、一言で言うと「介護を科学的に検証する」ことです。具体的には、「介護予防」「自立支援型介護」「看取り型介護」の3つの切り口から、特に前二者を中心に検討を進めます。保健医療情報や関連するデータを科学的に活用している例を参考に、データ活用の課題や、その解決方法を確認し、データ収集、分析、管理のあり方を抜本的な見直しを含めて検討します。

第一期では“栄養”に焦点を当てましたが、今回は“運動”にも注目し、通いの場や在宅において理学療法士等の専門職が関与した場合の介護予防効果など、実践場面を含めて検証する予定です。また、リハビリ目的で活用されている、もしくはその方向で開発が進む機器等(Robotics、AI、動画データ等の活用等)を通じた科学的介護に資するデータ収集の可能性等も探ります。他にも幾つか項目を立て、年明けからヒアリングを開催していく予定です。

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