1951年8月31日生まれ。北九州市出身。1973年九州リハビリテーション大学校卒業後、理学療法士となる。学生時代、在宅障がい児の社会参画を働きかけるボランティアサークルに所属し、障がい者の社会復帰の在り方と困難さを感じていた。ある日、別府太陽の家（大分県）を見学、障害を持ちながらも生き生きと働く多くの方達の姿に衝撃を受ける。Tax-EaterからTax-Payerへの180度の転換。環境と機会さえ与えられれば、たとえ障害があっても労働に参加し、社会に貢献することが出来ることに気付く。

卒後、臨床を経験した後、求められて養成校教員となり、そうした思いを多くの学生に伝える傍ら、1985年、熊本商科大学商学部へ入学、この時学んだ財務諸表などが、後に日本理学療法士協会で事務局長を務めたときに大いに役に立つ。

1992年～2003年熊本県理学療法士会会長、2001年日本理学療法士協会理事就任。2007年～副会長として職能、組織へ積極的に関わる。「未来は自らの手で」は不変の信念。

2016年、日本理学療法士連盟からの要請により、自由民主党の公認で第24回参議院議員通常選挙に出馬、初当選。参議院厚生労働委員会理事、委員長、政策審議会副会長、国会対策委員会副委員長、自民党厚生労働部会副部会長などを歴任、現在、自民党厚生労働部会リハビリテーションに関する小委員会の委員長として、超少子超長寿社会の日本において、障害の有無にかかわらず、老いも若きも、また性にかかわらず、誰もが暮らしやすい国の実現に向けて、理学療法等リハビリテーションや介護について真摯な議論を進めている。

2022年、やっと灯ったリハビリテーションや介護の希望の光を絶やさぬよう、次期に向けて積極的に全国活動中。

好きな偉人は坂本竜馬や高杉晋作。いずれも現状に対する強い問題意識と、変革への強い意志を持ち、夢に向かって力強く歩む…、その強い生き様に自らもそうありたいと念願する。