行政監視委員会にて質問に立ちました
5月12日、参議院行政監視委員会にて質問に立ちました。
・災害時のリハビリ専門職による支援について。JRATに対する政府の支援状況。
・行政相談委員、民生委員について。上記について、質問しました。

震災後の「災害関連死」が、重大な課題となっています。
この点、リハビリ専門職が大きな貢献ができるということを、私自身、熊本震災で肌身に感じました。平時から、JRATが自治体と関係を構築しておくことで、災害時に速やかにリハビリ支援が強化され、災害関連死等を防ぐことが期待されます。現在、27都道府県がJRATと協定を締結していますが、能登半島地震では、石川県が発災後に、リハビリ支援を円滑にするために締結をした、という事例があり、ここ2年で締結に向けた動きが全国で加速しているようです。本日の質疑で内閣府からは、「さらに加速すること期待する」という答弁がありました。

厚労省からも、「リハビリの支援が、必要なところに届くよう、支援を行っていきたい」という答弁がありました。政府としてどうJRATや、様々な社会資源を活用して災害対策に当たるのか、現場の声を吸い上げながら、地域に根差した体制作りができるよう期待します。時間の関係で、行政相談委員と民生委員に関する質問は触りだけになってしまいましたが、ボランティアで業務に従事されている委員の方々に敬意と感謝を申し上げるとともに、必要な補助制度、支援策が整うよう、引き続き政府に問うていきます。
