リハビリテーションを考える議員連盟総会
5月14日、リハビリテーションを考える議員連盟総会が開催されました。
自立支援・社会復帰に資するリハビリテーションの推進は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が医療・介護・福祉等の現場で果たす専門性を基盤とし、疾病の予防や重症化防止、健康寿命の延伸、就労支援、さらには国民の社会的自立とWell-being向上につながるものであり、社会保障費の抑制と経済の持続可能性の確保を両立させる方略ですが、実際の現場では低賃金構造が改善されず、労働生産性の低下や本格的な専門職による対人サービス・直接支援業務の質確保を妨げているとの声が全国から寄せられています。

今回、リハビリテーション議員連盟181名(衆議院128名、参議院53名)と共に、わが国が直面する少子高齢化と地域医療再編の中で、3療法士が専門性を十分に発揮できる環境を整備し、リハビリテーションを通じて国民一人ひとりが能力を最大限に発揮できる社会実現のための案を検討し、以下の通り決議しました。また、私は副幹事長として本議連の活動に積極的に参加することになりました。
・すべての3療法士に対するさらなる賃上げの確実な実現
・訪問サービス提供体制の再構築と基盤強化 ・資格取得後の研修・生涯学習の制度的支援
・文書・記録業務負担の大幅削減とタスクシフト・シェアの推進
・リハビリテーション制作の総合的推進体制の確立

また、同日に地域の健康と福祉の向上を図るリハビリテーション全国地方議員の会も設立され、全国各地にいるリハ職議員のネットワークがスタートし、単にひとつの「点」であったものが「面」として広がりつつあることを頼もしく感じました。 地域でリハビリテーションサービスを必要としている方、そのリハビリテーションサービスを提供する専門職が自分たちの足でしっかり立ち、社会で活躍していけるよう私も国政の中であらゆる手を打っていきます。
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