理学療法士の可能性

愛媛県 河原医療大学校 理学療法学科全学生さんを対象に、講演をさせていただきました。
今回は2コマ連続で、これから理学療法士を目指す学生の皆さんに、これまでのこと、いま、そしてこれからについて、しっかりとお話しする機会をいただきました。
私自身が、理学療法士として歩んできた半世紀に余る道、そして政治の世界に飛び込むことになった経緯をはじめ、法律制定までの過程とともに自民党内での議論や意見集約、各省庁との調整、国会での経験などについて、できるだけ率直にお話ししました。

そのうえで、これからの理学療法士の可能性についても、学生の皆さんからあらかじめ頂いていた質問への回答を含めながら、関連する具体的な事項を紹介しつつ、いっしょに考えてみました。
社会保険制度の中での処遇改善や理学療法士の職域拡大、産前・産後ケア、そして「リハビリテーション統括調整室」設置の意義と今後の課題。
さらには、予防、産業、災害、学校保健など、医療・介護の枠を越えて、理学療法士が社会のさまざまな課題に関わっていく可能性についてもお話ししました。
ちゃんと理解するには少し難しい内容もあったかと思いますが…。

そして、もう一つお伝えしたかったのが、「政治をもっと身近に感じてほしい」ということです。政治は、決して遠い世界の話ではありません。
私たちが働く環境も、社会保障制度も、地域の医療や介護も、そしてこれからの理学療法士の仕事のあり方も、すべてが政治とつながっています。
皆さんが日々感じている「こうなったらいいのに」「ここはおかしい」という思いも、社会を変えていく大切な出発点です。

これからの日本のリハビリテーションを担っていく皆さんには、ぜひ現場で感じたことを大切にしながら、社会にも目を向けてほしいと思います。
理学療法士として、そして一人の社会人として、皆さんがそれぞれの場所で活躍されることを心から期待しています。
今回、このような貴重な機会を設けてくださった河原医療大学校 理学療法学科の大濱和馬学科長並びに学科主任の渡邉五郎先生、愛媛県理学療法士連盟会長 定松修一先生、そして参加された皆様に、心より御礼申し上げます。

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