産前産後の母体に対するケアを通じて包括的に女性支援を考える議員連盟設立

11月13日、「産前産後の母体に対するケアを通じて包括的に女性支援を考える議員連盟設立総会」を開催しました。


本議連は、少子化、産後の職場復帰、生活困窮、児童虐待、産後うつ等々の様々な社会課題に対する解決策の一つの糸口として、産前産後の母体に対するケアのあり方を考えるとともに、解決すべき諸課題について検討を行い、生涯にわたる女性の健康を包括的に支えるための基盤づくりを提言することを目的にしています。
会長に前厚生労働大臣 加藤勝信衆議院議員を推薦し、全会一致で選任されました。


当日は衆参超党派の議員が多数ご参加くださり、厚生労働省、子ども家庭庁、経済産業省、内閣府、文部科学省など各省庁のほか、国立成育医療研究センター、日本看護協会、日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本理学療法士協会、日本女性財団など関係団体の皆さまもご多忙の中参集いただきました。


また、議連の方向性を決めると言っても良い第1回講演では、よしかた産婦人科院長 横浜市立大学産婦人科客員教授の善方裕美氏から「女性のライフコースにおける医療支援のBlind spotとは?」をテーマにご講演いただき、女性と男性のホルモンの仕組みの相違から女性のライフステージにおいて様々な医療介入が施行されながらもなお見落とされているBlind spotが存在している現状について、他国との比較も含めてお話いただきました。
講演後も参加議員から活発な質疑があり、皆さんからの関心の高さを感じました。


人口減少かつ働き手不足が課題となっている本邦において、女性活躍、少子化対策、産み育てやすい社会に向けて様々な取り組みが進められていますが、制度間の狭間に落ち込んでしまう人を無くすため、今こそ改めて女性のライフコースにおける健康支援の在り方を、講演の中で示されたBlind spotも含め根本となる女性の健康を考えたいと思います。


男性も女性も、すべての人が女性から産まれています。
男性もそうですが、女性が健康で笑顔で過ごせることが、日本のこれからの底力になってくるのではないでしょうか。
今後の議連の進歩についても、またご報告させていただきます。

小川かつみを応援
よろしくお願いします!

Twitterで小川かつみをフォローしよう!
FacebookTwitterLine
ご意見・ご要望はこちらから