厚生労働大臣申入れ

12月16日「脳卒中・循環器対策フォローアップ議員連盟」決議にしたがって厚生労働大臣へ申し入れを行いました。
失語症については脳卒中後の後遺症として全国に30万人いるとも言われていますが、いまだ全国調査において実態は十分に把握されていません。
また、国民の死亡原因において脳卒中と循環器病は、心疾患(第2位)、脳血管疾患(第4位)となっており、今後の益々の高齢化を考えれば増悪予防に資するための、医療とリハビリテーションや介護サービスの連携を多職種・他機関連携で行い患者支援の向上に資する提供側の体制づくり、遠隔(オンライン)など新技術を利用した心大血管(循環器疾患)リハビリテーションの推進派急務であります。

厚生労働大臣への申し入れにあたり、私からは高次脳機能障害における障害等級認定についての必要性と共に、障害がおよぼす生活機能面での困難さについても訴えました。
高次脳機能障害は「見えない障害」とも言われ、簡単なスクリーニングでは見極めが難しい場合もありますが、その方の就労や家庭生活面でも影響は大きく、その人らしく生きていくことの制限になることもあります。だからこそ、障害の性質に沿った就労支援などよりきめ細やかな施策が必要であると、引き続き強く訴えていきます。

【厚生労働大臣へ申し入れた「脳卒中・循環器病対策フォローアップ議連」決議文】
1. 失語症を含む後遺症を有する者への総合的支援を推進し、とくに失語症については、障害実態を繁栄した障害等級及び年金等級が認定できるよう制度を見直すための調査を早急に実施すること。
2. 脳卒中・・心臓病当総合支援センターが地域で役割を果たせるよう自治体へ技術的支援を行う等働きかけを強化すること
3. 情報の集約・集積と分析の体制整備を推進するために必要な財源確保、効果的なリハビリテーションに関する研究を推進すること
4. 救急時医療情報閲覧機能の普及と活用の推進をすること 等

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