臨床実習を控えた学生へのワクチン優先接種について
臨床実習を控えた学生へのワクチン優先接種について厚労省所管課に要請をしました。
報道されているように、現状、接種順位は①医療従事者、②高齢者、高齢者以外で基礎疾患を有する者、③高齢者施設等の従事者、④それ以外の者、という順位になっています。①の医療従事者のグループに医療系学生(特に最終学年における臨床実習に望む学生)を加えて欲しいと求めたところ、医療従事者が最初に来ているのは医療提供体制を確保すること、新型コロナウイルスへの暴露の機会が極めて多いこと、という基本的な考え方があり、要請の趣旨は理解できるが、その2点に必ずしも学生が該当するとは言えないので、という回答でした。
ワクチンの供給量や接種体勢等を勘案すると、重ねて強く要請することはやや難しいと感じましたが、今後については是非考慮に入れるよう求めたところ、「小川議員のご指摘を踏まえ、次の段階の接種先を議論する際には十分に検討したい」との回答を得ました。
なお、本件については三原厚生労働副大臣、こやり政務官にも別日に現状を伝え、善処を求めています。