神奈川県 黒岩祐治知事訪問
7月29日、羽田空港検疫所視察後、黒岩神奈川県知事に面会し、同県における新型コロナウイルス対策、いわゆる「神奈川モデル」についてお話を伺いました。
神奈川県ではダイヤモンドプリンセス号の経験を活かし、~だれひとり取り残さない~を合言葉に独自の緊急医療体制を構築され、今なお進化させていました。中でも感染症を「災害」として位置付けDMATとの連携を行い、しっかりとした検査態勢を構築するとともに、理化学研究所とSmartAmp法を活用しての迅速検出法を開発するなど、実に学ぶことの多い時間となりました。
それぞれの地域で状況が違う中、国との連携はもちろんですが各都道府県や市町村の首長にリーダーシップを発揮していただき、それぞれの地域に応じた感染症対策を行ってもらうことの重要性を感じました。危機にあっては正確な情報と分析、そして決断力は不可欠です。国における危機管理体制をなお一層充実させる必要を痛感する機会となりました。