骨盤底リハビリテーションの重要性

超党派で立ち上げた「産前産後の母体に対するケアを通じて包括的に女性支援を考える議員連盟」(会長:加藤勝信先生、事務局長:小川克巳)の第7回総会を開催しました。
前回の総会からわずか1週間後の開催となり、加藤会長からも「この議連は休みなく動いている!」とのお言葉をいただきました。困難を抱えながらも相談先がなく、不安を抱えている方々のお声を伺うたびに、必要な制度を整えなければならないという思いは一層強くなります。その思いから、議連では精力的に議論を重ねています。

今回は、骨盤底リハビリテーションの重要性について、亀田総合病院 泌尿器科部長・日本橋骨盤底診療所 理事長兼所長 安倍弘和氏、昭和医科大学横浜市北部病院 女性骨盤底センター 理学療法士 重田美和氏にご講演いただきました。
講演では、女性における持続性骨盤痛は、有病率が最大4人に1人とされる身近な症状であり、決して稀なものではないことが示されました。また、骨盤底機能障害に対してはリハビリテーションが有効であるにもかかわらず、日本では保険適用には制約があることが課題として指摘されました。さらに、骨盤底機能の不調が外出を控える要因となり、気分の落ち込みや社会的孤立にもつながることが報告されました。

会議全体を通じて、骨盤底機能障害は女性支援という枠組みにとどまらず、男性を含め、多くの方の生涯にわたって生活の質(QOL)に関わる重要な健康課題であることを改めて認識しました。症状を「仕方がない」と諦めたり、一人で抱え込んだりすることなく、誰もが必要な時に理学療法士等の専門職による適切な支援を受けられることを目指し、制度の整備に取り組んでまいります。

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