慢性の痛み対策議員連盟総会へ
「慢性の痛み対策議員連盟」の総会が開催され、役員改正が行われました。
引き続き、幹事長代行を務めることとなりました。
この議員連盟の活動には、約10年前から取り組んできました。


私自身、学生時代の卒業論文で「痛み」をテーマに取り上げたこともあり、臨床の現場でも、痛みに苦しみ、時には「自分自身の人格まで否定されたようだ」と感じている患者さんに出会ってきました。
痛みは、単なる身体的な症状にとどまらず、その人の生活や仕事、社会とのつながり、そして人生そのものに大きな影響を及ぼします。
10年前に議員連盟で構想していた法案も、さまざまな関係者の皆様からご意見をいただく中で、その内容は少しずつ変化してきました。
しかし、何より大切なのは、必要な対策を「まずスタートさせること」だと思っています。
今回、医師会において「痛みを考えるワーキングチーム」が設置され、5つの国家アジェンダが示されました。
その中には、「一次予防(発症予防)」「二次予防(適切な早期診療の開始)」「三次予防(難治性慢性疼痛への対応)」に包括的に対処できる診療体制の構築が盛り込まれています。
中でも、現在、早急な対応が求められているのが「三次予防」ではないかと考えています。
まずは、難治性の慢性疼痛に苦しむ方々への支援、すなわち「三次予防」からスタートし、そこから「一次予防」「二次予防」へと取り組みを広げていく。
そのような一歩を踏み出すことが重要だと思います。
これまでの遅れを取り戻すくらいの気概を持って、必要な予算をしっかりと確保する。
慢性の痛みに苦しむ方々が、適切な医療や支援につながり、痛みのために生活や人生をあきらめることのない社会を目指して、議員連盟としてもしっかりと取り組んでまいります。






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