厚生労働部会に「リハビリテーションに関する小委員会」設置。第一回会議を開催しました。
自民党厚生労働部会の下に、この度、「リハビリテーションに関する小委員会」が設置され、本日、第一回の会議が開催されました。
私はこの小委員会の委員長を務めます。
この小委員会では、これまで置き去りにされがちだったリハビリテーション分野の課題を国の議論の俎上に乗せ、リハビリテーション専門職に対する多様化したニーズを国民視点で整理しながら議論を深めていきたいと考えています。
第一回となる本日は、俯瞰的にリハビリテーションの現状と課題を明らかにすべく、業界からは公益社団法人日本理学療法士協会に、我が国のリハビリテーション専門職の現状と課題についてご発表いただきました。
厚生労働省からは、医政局医事課長、保険局医療課長、老健局老人保健課介護保険データ分析室長が出席し、現状のご説明をいただきました。
小委員会に厚労省の課長級が揃って出席したことから考えても、リハビリテーション分野の課題が国民全体の大きな関心事であり、国がそのことを重要視していることが分かっていただけると思います。
会では、牧原秀樹部会長、田村憲久前厚生労働大臣、小野寺五典元防衛大臣、山下貴司元法務大臣、田畑裕明総務副大臣をはじめ、30名近くの衆参議員の皆さまにご出席いただき、活発な議論をいただきました。
今後、本小委員会において、リハビリテーションに関する課題を明らかにし、国民視点で理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に対する多様化したニーズに対して適正な提供体制をいかに構築するかについて皆さまの意見交換を重ねた上で、一定の方向性を取りまとめたいと考えています。