令和4年 新年を迎えて
あけましておめでとうございます
年頭にあたり、皆さまには健やかで幸多き1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
令和4年、新たな一年、大きな一年の幕開けです。私たちの業界にとって、これからを左右する極めて大きな節目の年であります。その旗頭として私も全力を尽くしたいと決意を新たにしています。
さて、昨年は、参議院厚生労働委員長として、様々な予算・法律案等の議案や請願の審査において議事を整理し、委員会を代表して本会議での報告等を行う等、重責ではありましたが大変貴重な務めを担わせていただきました。
一方で、「高齢者の保健事業と介護予防事業の一体的実施」、「訪看ステーションにおける看護職6割配置案」等に対して、三位一体の精力的な活動を行ったことにより理学療法士等の活躍の場を守ることができました。また、臨床実習を控えた学生へのワクチン優先接種について私から厚生労働大臣等に働きかけの結果、一定の場合に「医療従事者と同等の取り扱いをする」ことが実現し、さらには、「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」の公的部門における分配機能の強化等の項目において、「看護、介護、保育、幼児教育など現場で働く方々の収入の引上げ等」に関し「理学療法士・作業療法士等」の文言が明記され、さらに障害者就労に関しては理学療法士等が積極的に関与できるよう任用要件に明記されるなど、現場の声を国政に反映するという使命を負った組織代表議員としての責任を十分に果たすことができた一年でもあったと思っています。
一昨年来続く新型コロナウイルスとの戦いは、今も予断を許さぬ状況です。ウィズコロナの時代を力強く生き抜くため、また、現場の皆さまが安心して働くことのできる環境づくりのため、引き続きコロナ対応を最優先に、医療提供体制の強化、治療薬の確保等の徹底に努めます。
壬寅の年らしく「新たに立ち上がり更なる成長」を目指して全力で取り組んで参る所存ですので、本年も変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。