女性の健康課題解決に向けて
Femtech(フェムテック)振興議員連盟の総会に出席しました。
Femtechは女性の健康課題をテクノロジーの力で解決するサービスや商品を指しますが、私も理学療法士の視点を活かし、議員連盟発足当初から関わっています。

本日は冒頭、野田聖子会長より、「“フェムテック”という言葉がだいぶ普及してきて嬉しい。(女性の)“生理”という言葉を、男性も普通に言えるような環境になって欲しい。女性だけでなく男性にも、お互いにとって必要なフェムテックだ。」という趣旨のご発言がありました。

今朝の新聞には、『女性の健康課題 経済に損失』と題する記事が掲載されていました(2月6日付読売新聞朝刊6面)。記事によると、「月経や更年期などは話題にされにくく、企業側にも戸惑いが見られるが、適切な対応がなければ社会全体の経済損失額は年間3兆円を超えるとされる(抜粋)」ということです。

私も政界復帰を待つ間に様々な現場を見せていただきましたが、現場と政策とが必ずしも合意点を共有していないことを痛感してきました。今日の役所の報告などを聞いていても役所の施策が上滑りしているような気がしていました。しかし、それでも一歩ずつ前に進んでいることは確かですし、性別に関わりなく真剣に取り組まねばならない喫緊の重要課題であることは明らかです。
引き続き、現場で女性の健康課題と直面している理学療法士の意見等も聞きながら、対策を検討して参ります。
